ロンドン・ナショナルポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展 名画で読み解く英国王室物語

National Portrait Gallery

知れば知るほど面白い!
肖像画で読み解く、ドラマティックな英国王室の歴史。

11世紀から現代まで伝統を受け継ぎ、今もなお世界中の注目を集め続ける英国王室。幾度かの王家転変を辿る中で、傑出した人物たちが現れます。

6人の妻を持ち、絶対君主の名を欲しいままにしたヘンリー8世(テューダー朝2代目)、最強国スペインの無敵艦隊を撃退、“国と結婚”し生涯未婚を通した“ヴァージン・クイーン”エリザベス1世(テューダー朝5代目)、そして現在の王であるエリザベス2世(ウィンザー朝4代目)。女王自身はもちろん、息子であるチャールズ皇太子、孫のウィリアム王子、ヘンリー王子― ロイヤルファミリー全員が、日々のニュースにも頻繁に登場するほどの人気ぶり。
このようなとてつもない人物たちが、英国王室の歴史を脈々と創ってきました。

本展は、テューダー朝から現ウィンザー朝まで、5つの王朝の貴重なポートレート作品(絵画・写真等)約100点が、世界屈指の肖像専門美術館ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーより初来日。作品の魅力と併せ、美しく気品に満ちた肖像画のモデルである王室の面々が辿った運命‥幾度となく映像化や舞台化され、いつの時代も世界中を虜にする「英国王室の物語」を存分にお届けします。

開催概要

【展覧会名】
ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵
KING&QUEEN展 ―名画で読み解く 英国王室物語―
【会場】
上野の森美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2
【会期】

2020年10月10日(土)〜2021年1月11日(月・祝)

※開館時間、入場料等の詳細は決定次第、お知らせします。

【主催】
ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー、フジテレビジョン、東京新聞、上野の森美術館
【協力】
ヤマトグローバルロジスティクスジャパン
【後援】

ブリティッシュ・カウンシル

【PRESSお問い合わせ】
KING&QUEEN展 広報事務局
[N&A] 鎌倉・土屋・藤村
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-11-15 7F
TEL:03-6261-5784  FAX :03-6369-3596
E-mail:Kingandqueen@nanjo.com

「肖像画には物語がある―」(中野京子)

展覧会ナビゲーターに、
『怖い絵』の著者
中野京子さんが決定!

歴史的背景を知って“絵画を読み解く”鑑賞のおもしろさを提案した中野京子さん(作家・ドイツ文学者)を展覧会ナビゲーターに迎え、著書 『名画で読み解く イギリス王家12の物語』(光文社新書)を展覧会公式参考図書としてコラボレーション。本展をさらにより深く、おもしろく鑑賞するためのナビゲートをしていただきます。

美しいポートレートにおさまる王族たちの、もう一方の顔-。
本書を読んでから来場すると、展覧会が何倍も面白くなること間違いありません。

展覧会公式参考図書

「名画で読み解く イギリス王家12の物語」 (光文社新書)

「王家が転変する度に途轍もない人物が生まれ、ドラマが生まれるのが英国史の面白さ。大国でいまだ王室を戴いているのはイギリスだけであり、さらに君主たちの個性は、物語の国にふさわしく、実に豊かです。(抜粋)」

映像でも楽しめる!

英国王室の歴代の王や女王、王妃たちのドラマティックな人生は、数々の映画やドラマにも描かれてきました。
肖像画に描かれた人物たちの生きた時代背景や繰り広げられる人間模様を堪能できる映像作品の一部をご紹介します。

映画

  • 『1000日のアン』『ブーリン家の姉妹』

    ヘンリー8世、アン・ブーリン/テューダー朝

  • 『エリザベス』『エリザベス:ゴールデン・エイジ』

    エリザベス1世/テューダー朝

  • 『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

    エリザベス1世、メアリー・ステュアート/テューダー朝

  • 『女王陛下のお気に入り』

    アン女王/ステュアート朝

  • 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』『ヴィクトリア女王 最期の秘密』

    ヴィクトリア女王/ヴィクトリア朝

  • 『英国王のスピーチ』

    ジョージ6世/ウィンザー朝

ドラマ

  • 『女王ヴィクトリア』

    ヴィクトリア女王/ヴィクトリア朝

  • 『ザ・クラウン』

    エリザベス2世/ウィンザー朝

ヘンリー8世から現女王エリザベス2世まで―。
描かれた人物の背景や歴史を知ることで、
肖像画がより面白くなる!

主な展示作品

《ヘンリー8世》 おそらく17世紀 ハンス・ホルバイン(1536年作)に基づく

《ヘンリー8世》
おそらく17世紀 ハンス・ホルバイン(1536年作)に基づく

広い肩幅と見るからに幅広の顔-。
6人の妻を持ち、2度離婚、2人の妻やおびただしい廷臣を処刑するなど、16世紀絶対君主の名を欲しいままにした“最強の王”ヘンリー8世。
一方、愛する女性へは熱い恋文を書くロマンティックな一面を持つなどその圧倒的な個性はこれまで映画や舞台などでも多数取り上げられている。

《エリザベス1世》1588年頃 作者不詳

《エリザベス1世》
1588年頃 作者不詳

王女として生まれたが、母アン・ブーリンが父ヘンリー8世に処刑された後に庶子に格下げされる不遇な時代や、その後の暗殺未遂なども乗り越え、カリスマ性を持つ処女王として君臨した。
豪奢な衣装と処女性の象徴である真珠をまとい、背景に描かれているスペイン無敵艦隊に対する勝利(1588年)を祝う肖像画の凛とした佇まいは、女王としての威厳に満ち溢れている。

《エリザベス2世》 1952年 ドロシー・ワイルディング、ベアトリス・ジョンソン手彩色

《エリザベス2世》
1952年 ドロシー・ワイルディング、ベアトリス・ジョンソン手彩色

英国史上最高齢(93歳)の君主として、いまなお世界に絶大な影響力を持つエリザベス2世。1952年、25歳の若さで即位し、最長の在位期間を記録中。
長きに亘り国民からの支持も厚く、今日の英国王室の人気を支え続けている。
即位直後に撮影されたこの肖像写真。当時の彼女は、どのような未来を見ていたのだろうか―。

King Henry VIII after Hans Holbein the Younger(probably 17th century, based on a work of 1536)©National Portrait Gallery

Queen Elizabeth I by Unknown English artist(ca.1588)©National Portrait Gallery

Queen Elizabeth II by Dorothy Wilding, hand-coloured by Beatrice Johnson(1952)©National Portrait Gallery

Diana, Princess of Wales by Bryan Organ (1981)©National Portrait Gallery

Catherine, Duchess of Cambridge; Prince George of Cambridge; Prince William, Duke of Cambridge by Jason Bell(2013)©National Portrait Gallery